入社からこれまでの経歴
入社後5年間はMRとして、主に南大阪の開業医の先生方を担当していました。その後、事業戦略本部(大阪本社)の海外事業部海外事業課に所属となり、自販展開している韓国・台湾の子会社事業を本社各部門との連携のハブとなって推進し、欧米や他の国・地域への海外事業展開を検討してきました。途中、2度の育児休暇を経て、更なる海外展開のため2020年に新たに同部署内に設立されたグローバルマーケットアクセス課に所属となり、現在に至っています。
現在の仕事内容
グローバルマーケットアクセス課では、私たちの医薬品を海外で販売する際の薬価を検討したり、マーケットアクセスの戦略立案および推進を行ったりしています。日本では医薬品が薬事承認され市場に出回ると、患者さんは3割程度の個人負担で多くの医薬品を使用することができます。一方、海外の状況は大きく異なります。医薬品が薬事承認されても保険を利用して使用できるまでには多くの課題があり、それらの課題が解消されない限りは、当該医薬品を使用するために全額自己負担しなければならないなど、患者さんがその医薬品にたどりつく(アクセスできる)のに大きな障壁があります。マーケットアクセス部門は、患者さんが医薬品へアクセスできる可能性を最大化させるための戦略を検討し実行する部門です。私たちは、グローバル目線で患者さんへの医薬品に対するアクセスの壁を打ち破り、世界中の患者さんに迅速に新薬を届けるべく、活動しています。
仕事のやりがい
各国の医薬品市場や保険制度を理解するにあたり、現地法人のマーケットアクセス担当者や社外の関係者とのやりとりが多く発生します。グローバルでの関わりが増えるなかで、自分たちの知識の向上はもちろんのこと、学んだ知識を自社医薬品の薬価試算や戦略立案等の実務に活かせたときにはやりがいを感じます。また、海外の現地法人のマーケットアクセス担当者とのやりとりは、英語力を上達させ、会議をより円滑に進めたいという向上心に繋がっています。
挑戦したこと/していること
2児の母となり、短時間勤務で仕事をするようになってから、毎日時間が飛ぶように過ぎると感じます。限られた時間の中で効率よく仕事をするために、優先順位を考えて仕事に取り組むことと、メリハリをつけることを意識するようになりました。海外とのやりとりも多い部署ですので、英語でのコミュニケーション能力を上げるべく、隙間時間を見つけてオンライン英会話を受講しています。時間は自分で作るものと意識して、仕事と育児の両立に取り組むべく日々奮闘しています。
学生へのメッセージ
私は大学時代、英文科に所属していました。製薬会社と聞くと理数系のイメージが強いかもしれませんが、MRでは文系出身者も多くいます。現在所属する事業戦略本部では、様々な部署で経験を積まれた社員が集まっているので、考え方も多種多様です。私は社内公募を経て、営業本部から事業戦略本部に異動となりました。小野薬品は個人のチャレンジ精神を尊重してくれる会社だと感じています。また最近では、育児と仕事の両立に関する社内制度も充実し、女性だけではなく、男性の育児休業取得率も伸びてきています。公私に渡って色々と挑戦してみたい、そんな皆さんと一緒に仕事ができたらと思います。
1日のスケジュール
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- 8:00
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子どもを保育園へ
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- 8:45 始業
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まずはメールの確認とやることをチェック
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- 9:30 朝礼
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課内共有事項の確認
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- 12:00 昼食
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在宅のときは昼休みの間に家事も済ませます。
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- 13:00 ミーティング
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他課も含めたミーティングや海外にいる社員とのミーティングがあります。
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- 15:00
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デスクワーク
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- 17:00 終業
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短時間勤務のため、残業はありません。
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- 17:30
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子どものお迎え