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社員を知る
2018年 入社

H.Y.

所属部署
オンコロジー研究センター
(撮影日時点での所属)
H.Y.

入社からこれまでの経歴

入社後、オンコロジー研究センターに配属され、現在に至ります。探索プロジェクトや前臨床プロジェクトに携わり、プロジェクト推進、ひいては患者さんのための新薬創製を目指して、日々研究活動に取り組んでいます。

現在の仕事内容

オンコロジー研究センターでは、新たなアンメットメディカルニーズを満たすために、免疫チェックポイント阻害薬が効きにくいがん腫や患者セグメントを同定し、その抵抗性や耐性メカニズムの解明に取り組んでいます。また、オプジーボの研究開発で培ってきた経験やノウハウ、専門家とのネットワークを最大限活かした腫瘍免疫領域や、キナーゼ創薬で培われた分子標的薬からのアプローチ、新たな創薬モダリティを用いて、継続的なファーストインクラスの新薬創製を目指しています。
私は主に、分子標的薬の標的検証や患者セグメント探索、薬力学(PD)マーカー探索などを目的とした実験を行っています。国内外の研究機関と連携したオープンイノベーションなどにより、外部とのやり取りも多く、常に最新の知見を取り入れています。

仕事のやりがい

人の役に立ちたいという想いから、患者さんのためになる医薬品を創ることが出来る研究開発の仕事に魅力とやりがいを感じています。自分が出したデータから、この患者セグメントに効くんじゃないか、PDマーカーになるんじゃないか、といったアイデアが生まれ、一つひとつが新薬につながっていると感じます。まだ自分が携わったプロジェクトで患者さんの元に届いた事はまだありませんが、オプジーボという前例があり、最新技術や知見もどんどん入ってくることから、革新的な新薬開発を目指して日々の研究に励んでいます。

挑戦したこと/していること

探索プロジェクトから前臨床・開発プロジェクトに携わるようになったことです。探索プロジェクトと前臨床・開発プロジェクトでは、必要とされるデータや知識、考え方が大きく異なるため、日々勉強しています。これらの経験・知識を生かして、開発を見据えた新規テーマ提案をしたいと考えています。

学生へのメッセージ

新薬開発には多くのハードルがあり、プロジェクトが上手くいかないこともたくさんあります。しかし、患者さんにより良い薬を届けるために、最先端の技術や知識を用いて、様々な分野の研究者が協力することにより、ブレイクスルーを生み出すことが出来ます。”熱き挑戦者”として皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

1日のスケジュール

  • 8:45 出社

    白衣に着替え、メールチェックや当日の予定を確認します。

  • 9:00 実験

    実験はin vitroとin vivoのどちらも行います。派遣社員さんに実験補助をしていただくこともあります。

  • 10:00 会議

    週一回のグループミーティングでは、文献紹介やプロジェクトの進捗報告を行います。

  • 12:00 昼食

    食堂で昼食を食べます。

  • 12:45 実験

    午前に引き続き実験を行います。

  • 16:30 データ整理

    実施した実験の結果をまとめ、次の実験を計画します。出た結果をプロジェクトメンバーに共有し、ディスカッションをします。

  • 18:00 退社

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