入社からこれまでの経歴
入社後、営業本部に所属し、プライマリーMRとして、大学病院、基幹病院を中心に計4大学、16病院を担当しました。この間、上司や先輩方からMR活動のノウハウを、ドクターやメディカルスタッフから医療人としての「あるべき姿」を学びました。また、2016年より課長として「チームマネジメント」と「地域全体を俯瞰したMR活動」に注力。2019年からはエリアサポート推進部に所属し、県庁、市役所の健康推進課等にも足を運び、地域医療における現状分析、医療政策を踏まえた課題の抽出、課題解決のための活動を担当MRと共に行いました。この経験を活かし、現職において、製品の価値を介した「地域医療の課題解決に取り組む医療パートナー」としての活動に取り組んでいます。
現在の仕事内容
現在はプライマリー領域の課長として、コンプラインアンスを最上位においたチームマネジメント、エリアの特性を踏まえた各製品の戦略・戦術の立案と、施設別・医師別への落とし込み、さらには、必要とされる全ての患者さんへ自社製品を届けるため、認知率、リーチ率の向上に取り組んでいます。また、エリア担当者として、かかりつけ医の先生方を中心に、適正使用推進のための情報提供、患者さん一人ひとりの「困りごと」に対する治療の提案、医療課題を一緒に解決する活動を行っています。営業本部のめざす姿である「真の医療パートナーとして患者さんのウェルビーイングに貢献する」を体現すべく、日々の業務に取り組んでいます。
仕事のやりがい
我々の仕事の先には常に病気で苦しんでいる患者さんや患者さんをサポートするご家族がおられます。私を含め、全MRが一人でも多くの患者さんから、「この薬を飲んでから今までできなかったことができるようになった。」、「安心して生活できるようになった。」などの喜びの声を、医療者を介して聞くことに「仕事のやりがい」を感じています。一方では、医師の治療方針の中で、当社の薬剤が選ばれず、悩んでいるMRがいるのも現実です。このような「壁」に対し、「原因はどこにあるのか?」「どのようなデータでどう提案するのか?」など、チーム全員で知恵を出し合いながら、乗り越えることができた時、課長としての「やりがい」を感じます。
挑戦したこと/していること
エリアサポート推進部に所属していた時代に、「地域の医療課題を医療従事者と一緒に解決する」ことに挑戦しました。具体的には、全国比較の中で糖尿病の合併症が進んでいるある地区において、地域の特徴、医療提供体制など多方面から現状を分析し、課題を仮説立て、その仮説を元に医療従事者と意見交換し、課題解決のためのテーマとしてともに設定したのが、「早期治療介入を行うための医療連携体制の構築」でした。かかりつけ医と専門医間の橋渡しを行うことで、早期治療の機会の創出と同時に、自社製品のポジショニングを高めることができました。この取り組みは、地域の糖尿病重症化予防にもつながります。この経験を活かし、多くのMRにこのような活動を広めていくことに挑戦しています。
学生へのメッセージ
小野薬品は常に「挑戦」を繰り返し、立ちはだかる壁もチーム一丸となって乗り越えてきた歴史があります。医療を取り巻く環境は常に変化しており、MRとしての仕事の内容も常に変化が求められています。一方で、本質の部分である「患者さんのために」という理念は未来永劫変わることはありません。まずは、小野薬品の「ミッションステートメント」に触れてみてください。高い志を胸に、一緒に仕事をしましょう!
1日のスケジュール
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- 8:00 出社
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(スケジュール確認・ミーティング準備・活動整理) or 卸訪問
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- 10:00 チームミーティング・個別ヒアリング
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- 12:00 外勤
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病院・クリニック訪問・MRの同行
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- 14:00 昼食
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担当エリアで昼食を取ります
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- 15:00 夕方の活動準備・アポイントの取得など
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- 16:00 外勤
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病院・クリニック訪問・MRの同行
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- 19:00 面会終了後、活動報告など記載
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- 20:00 帰社 or 直帰
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基本的には直帰します。翌日の準備やメンバーとの打ち合わせなど必要に応じて帰社します。