メインコンテンツに移動
社員を知る
2006年 入社

K.J.

所属部署
スペシャリティ研究センター
(撮影日時点での所属)
K.J.

入社からこれまでの経歴

入社してから薬理部門の研究者として創薬に携わっています。大学時代に中枢疾患の研究をしていたので、入社時は中枢領域の研究チームに配属されました。その後、泌尿器領域や、線維症疾患、腎疾患等、幅広い疾患領域で複数のテーマに携わらせて頂きました。現在は、免疫系の研究テーマを担当しており、日々精力的に研究を進めています。

現在の仕事内容

私の部署は、患者さんに届けるくすりの種を見つけ、育てて、臨床に届けるという、いわゆる創薬の一番上流を担います。良い標的分子やモダリティを見つけることももちろん重要ですが、一番大事なのは患者さんにとってどんな価値を提供できるかだと考えています。そのため、テーマ立ち上げ時から臨床の専門医の先生たちと何度もディスカッションし、目指すべき医薬品像をしっかりデザインしています。
私は現在、免疫制御関連の創薬プロジェクトを担当しています。このプロジェクトでは、まだ世の中にない新しいカテゴリの画期的な新薬の創出を目指しています。

仕事のやりがい

私が所属しているスペシャリティ研究センターは、疾患に捉われることなく、医療インパクトの高い魅力的なテーマであれば何でもチャレンジするという、自由度の高い研究方針を掲げています。
守備範囲(フォローする疾患範囲)が広い分、実験系の立ち上げやアンメットメディカルニーズ調査などで苦労する部分も多いのですが、その分世の中にない薬を手掛けているという自負は高く、それが自身のモチベーションにも繋がっています。何より、誰も知らないバイオロジーを明らかにしていくその過程に、日々ワクワクしながら仕事しています。

挑戦したこと/していること

最近DXという言葉をよく耳にすると思いますが、コンピューター性能の飛躍的な向上とAI技術の発達によって、創薬を進める過程においてもデータサイエンスは欠かせないものになってきています。
本業はバイオロジストですが、データサイエンティストの素養も身に付けたいと考えていて、業務時間外でプログラミングの習得にチャレンジしています。

学生へのメッセージ

小野は「独創的」、「画期的」な新薬をつくることを目指しており、そのため、社員の挑戦したいという前向きな意志を非常に大事にしています。入社年度に関わらず、熱い情熱があれば新しいこと(創薬)にチャレンジさせてくれる風土があります。
新しいことにチャレンジしたい、世の中にない薬を作りたいという強い想いを持っているなら、わたしたちと一緒に創薬しませんか?

1日のスケジュール

  • 8:45 出社

    一通りメールチェックした後、チームメンバーの1日のタスクを確認します。

  • 9:00 実験

    実験を開始します。免疫細胞を使った化合物の評価から病態モデルでの有効性検討まで、日によって実施する実験内容は異なります。

  • 11:00 グループミーティング

    定期的にグループ内で実験進捗を確認します。各々のデータについてディスカッションするとともに、次の検討課題の抽出やスケジュール確認等を行います。ふとした疑問や気付きから、新しい発見につながることも多いです。

  • 12:00 昼食

    ソーシャルディスタンスを保ちつつ、食堂で昼食を取ります。

  • 12:45 実験

  • 15:00 会議(オンライン)

    定期的にプロジェクトチームメンバーで集まり、各部署の進捗状況や全体スケジュールの確認を行います。

  • 17:00 データ解析・実験準備

    その日の実験データを解析し、結果を考察します。翌日の実験については前日に準備をしておきます。

  • 18:00 資料作成・文献調査

    会議のプレゼン資料作成や文献調査を行います。

  • 19:00 退社

    帰宅して家族と団らんします。子供たちの就寝後、最近は自己研鑽としてプログラミングの勉強をしています。

K.J.の
経歴・関連職種