入社からこれまでの経歴
入社から2年半の間、営業本部でMRとして東京都内の病院を担当しました。MRとして疾患知識を身に着けることはもちろんのこと、コミュニケーション力や自身で考え抜く力を学びました。その後、メディカルアフェアーズ(MA)統括部へ異動しました。現在は、オンコロジー領域のMSLとして、Key Opinion Leader(KOL)との意見交換、エビデンス構築等を通じて患者さんに貢献できるよう日々努めています。
現在の仕事内容
MA統括部の仕事は、「科学によって医薬品の価値を最大化すること」です。最新の論文や学会情報などを用いてKOLと科学的な意見交換を行い、医療課題やクリニカルクエスチョンを同定していきます。そして、これらの課題に対する活動プランを考え、解決策の実施を行っています。私はオンコロジー領域のMSLとして、同定した医療課題に対して、企業主導臨床研究の企画、研究者主導臨床研究の支援、創出したデータの学会や論文公表を通じて、「必要とされているエビデンス」を構築しています。エビデンスを構築する際には、患者さん目線のデータとなっているか、患者さんに必要な情報となっているかを常に考えています。
仕事のやりがい
MAのやりがいは「医師、ひいては患者さんが求めている情報をゼロから創り出すことが出来ること」であると考えています。MAの仕事は、分析力と実行力、クリエイティブ性が求められる仕事だと感じています。創出したデータが役立つ情報だったと医療現場から評価された際の喜びは、最もやりがいを感じる場面だと思います。そして、自身の仕事が医療現場、さらにはその先にいる病気で苦しむ患者さんから求められているものだと実感でき、モチベーションの向上にもつながっています。
また、他部署とのコミュニケーションが多いことも本部署の特徴です。自分の知識や経験だけでは解決できない問題に直面することもありますが、チームや他部署の方の力も借りて乗り越えることを心がけています。
挑戦したこと/していること
MAの仕事の一つである新たなデータ創出には数年単位の長い時間がかかります。だからこそ、必要とされている課題の重要度、優先順位、データの公表時期を丁寧に適切に考えなければいけません。このプランニングが一番重要だと考えています。一言で言うのは簡単ですが、実際はチーム員や上司、他部署のメンバーを巻き込んでたくさんのディスカッションを通して作り上げていきます。患者さんにとって必要なデータを適切に世の中に出していくことが私の挑戦です。日本だけでなく、どこの国でも同じことができる人財になっていきたいです。
学生へのメッセージ
人生において、就職活動はゴールではありません。先入観を持たず、是非様々な会社に興味を持ち、多くの社員の方と話す機会を作ってみてください。自分に合う場所や人など、おそらく何か感じ取れることがあると思います。自分が輝ける場所を見つけられることを祈っています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
1日のスケジュール
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- 8:30 在宅勤務開始
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メールのチェック、1日のスケジュールやTo Do確認を行います。
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- 9:00 チームミーティング
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プロジェクトの進捗確認、新規臨床研究のコンセプト内容をディスカッションします。
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- 11:00 デスクワーク
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会議資料作成、医師面会の準備
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- 12:00 ランチ
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- 13:00 提携会社とのミーティング
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公表予定のデータに関して考察、MSL対峙活動プランの作成
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- 15:00 医師との面会
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論文公表内容について打ち合わせ
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- 16:30 フレックス退社
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フレックスタイム制度を使って早めに勤務終了。リフレッシュのため映画鑑賞へ!